こんにちは!現役SEのSHOです
今回は、仕事でよく使用する『EXCEL』についてです。
EXCELで比較する関数について
EXCELを使用していて、こんなことはよくあると思います。
2つの文字列が同じかどうかを確認したい
2つのデータを比較し、他方にない(両方にある)データを探したい
そんな時のための関数を紹介いたします。
この記事で分かること
・2つの文字列の比較方法(EXACT関数)
・2つのデータを比較後、他方にない(両方にある)データの確認方法(VLOOKUP関数)
2つの文字列が同じかどうか確認する関数〈EXACT関数〉
下記のように似たような表が存在しているとき、文字列が同じかどうか比較したいときに使用します。

比較したい文字列同士をEXACT関数を使用して確認します。
入力する関数は下記の通りです。
ココがポイント
=EXACT(比較元セル,比較先のセル)

後はほかのセル分もコピーして使用するだけです。
こんな感じで、簡単に文字列の比較が完了いたしました。
今回は氏名の「山田花子」と「山田花」で差異があったのと、山本次郎の生年月日に差異があることがわかりました。
結果は一致していれば「TRUE」、一致していなければ「FALSE」と表示されます。

2つのデータを比較後、他方にない(両方にある)データを確認する関数 〈VLOOKUP関数〉
下記のように2つのデータが存在し、片方にしかないデータまたは、両方に存在するデータを確認する際に使える関数がVLOOKUP関数です。

比較したい表同士をVLOOKUP関数を使用して確認します。
ココがポイント
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)

わかりずらいと思いますので、細かく説明させていただきます。
- [検索値]・・・どのデータを
- [範囲] ・・・どこを検索して
- [列番号]・・・どの列にある値を取り出すか
- [検索の型]・・・完全一致または近似一致か
となっています。
1.[検索値]は単純で、どのデータを検索したいかとなります。
今回の場合は、氏名コードの「000001」を検索したいので、そちらを選択しています。
2.[範囲]は、どこから検索したいかになります。
対象者から検索したいため、 対象者 すべてを選択しています。
3.[列番号]は、[範囲]で指定した表のうち、取り出したい値がある列が左から何列目にあるかです。
4. [検索の型] は、基本的にはFALSE(完全一致)で問題ありません。

このような形で、氏名コードの「000004」と「000008」は対象者に含まれていないことがわかります。
終わりに
いかがだったでしょうか。日々当たり前のように使用していますが、こうやって伝えることで皆さんの仕事効率化に役立てば嬉しい限りです。
ではまた。